【今日の献立】旬を味わう！和食と洋食の美味しい出会い御膳
今日の食卓は、和食の優しい味わいと、メインの洋食が調和した欲張り献立です。香ばしい「山芋の醤油焼き」と、食感が楽しい「きゅうりのピリ辛漬け」、さっぱりと箸休めにぴったりの「酢ごぼう」、じゅわっとだしの染みた「茄子の煮びたし」といった和風副菜に、メインはジューシーな「チキンソテー」。そして、ホッと落ち着く「豆腐とわかめのお味噌汁」と「ごはん」で、心も体も満たされること間違いなし！
季節の食材を活かしながら、手軽に作れるレシピばかりなので、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。
メイン：皮はパリッと中はジューシー！ チキンソテー
シンプルな味付けで、鶏肉本来の旨みを存分に味わえるチキンソテーは、家族みんなが喜ぶメインディッシュ。皮目をパリッと焼き上げるのがポイントです。
材料（2人分）
- 鶏もも肉：1枚（約250g）
- 塩、こしょう：少々
- オリーブオイル：大さじ1
- （お好みで）レモン、パセリ：適量
作り方
- 鶏肉の下準備: 鶏もも肉は余分な脂や筋を取り除き、厚さが均一になるように開きます。皮目にフォークで数カ所穴を開けておくと、火の通りがよくなります。両面に塩、こしょうを振ります。
- 焼く: フライパンにオリーブオイルをひき、中火で熱します。皮目を下にして鶏肉を入れ、フライ返しなどで軽く押さえつけながら、皮がパリッとするまで5〜7分ほど焼きます。
- 火を通す: 皮がきつね色に焼けたら裏返し、蓋をして弱火で5〜8分ほど蒸し焼きにし、中までしっかりと火を通します。竹串を刺して透明な肉汁が出ればOKです。
- 盛り付け: 鶏肉に火が通ったら食べやすい大きさに切り分け、器に盛り付けます。お好みでレモンを絞ったり、刻んだパセリを散らしても美味しいです。
美味しく作るポイント
- 皮目をしっかり焼く: 最初に皮目をしっかり焼くことで、パリッとした食感になります。
- 蒸し焼きでふっくら: 蓋をして蒸し焼きにすることで、中がふっくらとジューシーに仕上がります。
副菜1：香ばしさ広がる！ 山芋の醤油焼き
シャキシャキ、ホクホクとした山芋の食感が楽しい一品。醤油で香ばしく焼くだけのシンプルな調理法ですが、ご飯にもお酒にも合う、やみつきになる美味しさです。
材料（2人分）
- 山芋：200g
- 醤油：大さじ1
- みりん：大さじ1
- ごま油：小さじ1
- （お好みで）かつお節、刻み海苔：適量
作り方
- 山芋の下準備: 山芋は皮をむき、1cm厚さの輪切り、または拍子木切りにします。
- 焼く: フライパンにごま油をひき、中火で熱します。山芋を並べ入れ、両面に焼き色がつくまで焼きます。
- 味付け: 山芋に焼き色がついたら、醤油とみりんを加えて全体に絡ませながら軽く煮詰めます。
- 盛り付け: 器に盛り付け、お好みでかつお節や刻み海苔を散らして完成です。
美味しく作るポイント
- 焼き色をしっかりつける: 香ばしさがアップして美味しくなります。
- 醤油は焦げ付かないように: 加えたらすぐに絡めるようにしましょう。
副菜2：箸が止まらない！ きゅうりのピリ辛漬け
ポリポリとしたきゅうりの食感と、ピリ辛の味付けが食欲をそそる一品。あと一品欲しい時や、お酒のおつまみにもぴったりです。
材料（2人分）
- きゅうり：2本
- A 醤油：大さじ1と1/2
- A 酢：大さじ1
- A 砂糖：小さじ1
- A ごま油：小さじ1/2
- A 豆板醤：小さじ1/2（お子様には少なめに）
- A 鶏ガラスープの素（顆粒）：小さじ1/4
- （お好みで）いりごま：適量
作り方
- きゅうりの下準備: きゅうりはヘタを切り落とし、板ずり（塩少々を振ってまな板の上でゴロゴロ転がす）をしてから水洗いし、水気を拭き取ります。食べやすい大きさに乱切りにするか、麺棒などで叩いてひびを入れても食感が楽しめます。
- 漬け汁を作る: ボウルにAの調味料を全て入れ、よく混ぜ合わせます。
- 漬け込む: 切ったきゅうりを漬け汁のボウルに入れ、全体に味が絡むように混ぜます。ラップをして冷蔵庫で30分以上漬け込んだら完成です。途中で何度か混ぜると、均一に味が染み込みます。
- 盛り付け: 器に盛り付け、お好みでいりごまを散らして召し上がってください。
美味しく作るポイント
- 板ずりで色鮮やかに: きゅうりの色合いがよくなり、味も染み込みやすくなります。
- しっかり漬け込む: 時間を置くことで、きゅうりから水分が出て味が凝縮されます。
副菜3：さっぱりヘルシー！ 酢ごぼう
食物繊維たっぷりのごぼうを、さっぱりとした甘酢で和えました。シャキシャキとした食感が楽しく、箸休めにも最適。作り置きもできる便利な一品です。
材料（2人分）
- ごぼう：1/2本（約100g）
- A 酢：大さじ2
- A 砂糖：大さじ1
- A 醤油：小さじ1
- A だし汁：大さじ1（または水でもOK）
- （お好みで）鷹の爪（輪切り）：少々
作り方
- ごぼうの下準備: ごぼうはたわしなどでよく洗い、皮を軽くこそげ落とします。ピーラーでささがきにするか、斜め薄切りにしてから細切りにします。
- アク抜き: 切ったごぼうはすぐに酢水（分量外の酢を少量入れた水）に5分ほどさらし、アクを抜きます。水気を切っておきます。
- 茹でる: 鍋にたっぷりの湯を沸かし、アク抜きしたごぼうを入れ、柔らかくなるまで3〜5分ほど茹でます。茹で上がったらザルにあげて水気をしっかり切ります。
- 甘酢を作る: ボウルにAの調味料を全て入れ、よく混ぜ合わせます。
- 和える: 温かいうちにごぼうを甘酢のボウルに入れ、全体に味が絡むように和えます。お好みで鷹の爪を加えても良いでしょう。
- 漬け込む: ラップをして冷蔵庫で冷やし、味が染み込んだら完成です。
美味しく作るポイント
- 酢水でアク抜き: 色の変色を防ぎ、えぐみが取れて美味しくなります。
- 温かいうちに和える: 温かいうちに和えることで、味がよく染み込みます。
副菜4：じゅわっとだしの旨み！ 茄子の煮びたし
だしの旨みがじゅわっと染み込んだ茄子の煮びたしは、優しい味わいで箸が止まらない一品。冷やしても美味しく、作り置きにもおすすめです。
材料（2人分）
- 茄子：2本
- だし汁：200ml
- A 醤油：大さじ2
- A みりん：大さじ2
- A 砂糖：小さじ1
- サラダ油：大さじ2
- （お好みで）大葉、おろし生姜：適量
作り方
- 茄子の下準備: 茄子はヘタを切り落とし、ガクの周りに包丁で一周切り込みを入れます。皮目にしま模様になるようにピーラーで数カ所皮をむき、乱切りにします。水に5分ほどさらしてアクを抜き、水気をしっかりと拭き取ります。
- 煮汁を作る: 小鍋にだし汁とAの調味料を全て入れ、火にかけて煮立たせておきます。
- 茄子を焼く: フライパンにサラダ油をひき、中火で熱します。水気を拭き取った茄子を入れ、全体に焼き色がつき、しんなりするまで焼きます。油が足りなければ少し足してください。
- 煮る: 焼いた茄子を熱い煮汁に入れて、そのまま冷ましながら味を染み込ませます。
- 盛り付け: 冷蔵庫で味がしっかり染み込んだら完成です。器に盛り付け、お好みで刻んだ大葉や、おろし生姜を添えても美味しいです。
美味しく作るポイント
- 茄子の下処理: 皮をむくことで味が染み込みやすくなり、見た目も美しくなります。
- 熱いうちに煮汁へ: 焼きたての熱い茄子を熱い煮汁に入れることで、味がよく染みます。
汁物：ホッと温まる 豆腐とわかめのお味噌汁
日本の食卓に欠かせない味噌汁は、定番の豆腐とわかめで。シンプルだからこそ、だしの旨みが引き立ち、心に染みわたる一杯です。
材料（2人分）
- だし汁：400ml
- 豆腐（絹ごしまたは木綿）：1/4丁
- 乾燥わかめ：小さじ1
- 味噌：大さじ1と1/2〜2（お好みの量で調整）
- （お好みで）長ねぎ（小口切り）：適量
作り方
- 具材の下準備: 豆腐は1cm角程度のサイコロ状に切ります。乾燥わかめは水で戻しておきます。
- だし汁を温める: 鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰直前まで温めます。
- 具材を入れる: だし汁が温まったら、豆腐と水気を切ったわかめを入れ、再度沸騰直前まで温めます。
- 味噌を溶く: 火を弱め、味噌を溶き入れます。味噌は少量のだし汁で溶いてから加えると、ダマになりにくく、風味も飛びにくいです。
- 仕上げ: 味噌が溶けたら火を止め、お好みで長ねぎの小口切りを散らして完成です。味噌の風味を活かすため、煮立てすぎないのがポイントです。
美味しく作るポイント
- 味噌は煮立てない: 味噌は煮立たせると風味が飛んでしまうので、火を止める直前か、止めてから溶き入れましょう。
主食：どんなおかずにも合う！ つやつやごはん
今日の献立にぴったりの、ふっくらつやつやの美味しいごはん。炊きたてのご飯は、それだけでごちそうです。
材料（2人分）
- 米：1合
- 水：適量
作り方
- 米を研ぐ: 米はボウルに入れ、たっぷりの水でやさしく手早く研ぎます。水を2〜3回替え、水が濁らなくなるまで研いだら、ザルにあげて水気を切ります。
- 浸水させる: 炊飯器の内釜に米を入れ、規定の目盛りまで水を加えます。米を30分〜1時間浸水させます（夏場は短め、冬場は長め）。
- 炊飯: 炊飯器のスイッチを入れ、炊き上がったらそのまま10分ほど蒸らします。
- ほぐす: 蒸らし終わったら、しゃもじで底から優しくほぐし、余分な水分を飛ばして完成です。
美味しく炊くポイント
- 研ぎすぎない: 米が割れてしまうので、優しく研ぎましょう。
- 浸水はしっかりと: 浸水させることで、米の芯まで水分が届き、ふっくらと炊き上がります。
この献立で、皆さんの食卓がより豊かで美味しい時間になりますように。ぜひ、今日のレシピを参考に、ご自宅で心温まる和食と洋食の美味しい出会いを体験してみてくださいね！