【今日の献立】おうちで料亭気分!心温まる和食御膳レシピ
今日の食卓は、旬の食材をふんだんに使った、心も体も喜ぶ和食御膳です。香ばしいカレイの西京焼きをメインに、とろける丸茄子の田楽、ほくほく甘いかぼちゃの素焼き、磯の香りがたまらない青さの味噌汁、そして栄養満点の玄米を組み合わせました。一つ一つのレシピはシンプルながらも、素材の味を最大限に引き出す工夫が詰まっています。
まるで料亭でいただくような上品な味わいを、ご自宅で気軽に楽しんでみませんか?

メイン:ふっくら香ばしい カレイの西京焼き
甘みのある西京味噌にじっくり漬け込んだカレイは、焼くとふっくらとして、味噌の香ばしさと魚の旨みが口いっぱいに広がります。白いご飯にも、玄米にも相性抜群で、食欲をそそる一品です。
材料(2人分)
- カレイの切り身:2切れ
- A 西京味噌:100g
- A みりん:大さじ2
- A 酒:大さじ2
- A 砂糖:大さじ1
- (お好みで)柚子胡椒や木の芽:適量
作り方
- カレイの下準備: カレイの切り身はキッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。小骨が気になる場合は取り除きましょう。
- 漬け床を作る: ボウルにAの材料をすべて入れ、泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜ合わせます。
- 漬け込む: バットや保存容器に、西京味噌の漬け床を薄く敷き、その上にカレイの切り身を並べます。さらに上から残りの漬け床をカレイ全体にたっぷりと塗ります。空気に触れないようラップを密着させ、冷蔵庫で3時間〜一晩漬け込みます。長く漬け込むほど味が染み込みますよ。
- 焼く準備: 焼く30分ほど前に冷蔵庫から出し、常温に戻します。焼く直前に漬け込んだ味噌は、キッチンペーパーなどで軽く拭き取ります。拭き取りすぎると味が薄くなり、残しすぎると焦げ付きやすくなるので注意してくださいね。
- 焼く:
- 魚焼きグリルで焼く場合: グリルを予熱し、カレイを並べます。中火〜弱火で片面をじっくりと焼き、焼き色がついたら裏返して反対側も焼きます。焦げ付きやすいので、様子を見ながら焼いてください。
- フライパンで焼く場合: フライパンにクッキングシートを敷き、中火で熱します。カレイを並べ、蓋をして弱火でじっくりと焼きます。片面に焼き色がついたら裏返し、蓋をしてさらに焼きます。火が通りにくい場合は、酒(分量外)を加えて蒸し焼きにすると良いでしょう。
- 盛り付け: カレイに火が通り、美味しそうな焼き色がついたら完成です。器に盛り付け、お好みで柚子胡椒や木の芽を添えてお召し上がりください。
美味しく作るポイント
- しっかり水気を拭き取る: 水気が残っていると、味が染みにくくなります。
- 焦げ付きに注意: 西京味噌は焦げ付きやすいので、火加減に注意しながらじっくりと焼きましょう。途中でアルミホイルをかぶせるのも効果的です。
副菜:とろける食感!甘辛味噌が絡む絶品 丸茄子の田楽
旬の丸茄子を素揚げにして、甘辛い田楽味噌をたっぷりとかけました。とろりと柔らかい茄子に、甘辛い味噌が絡み合い、箸が止まらない美味しさです。ごまを振って香ばしさをプラスするのもおすすめです。
材料(2人分)
- 丸茄子:1個(または長茄子2本)
- 揚げ油:適量
- A 味噌:大さじ2
- A 砂糖:大さじ1と1/2
- A みりん:大さじ1
- A 酒:大さじ1
- A だし汁:大さじ1
- (お好みで)ごま:適量
作り方
- 茄子の下準備: 丸茄子はヘタを切り落とし、縦半分に切ります。皮目に斜めに細かく切り込みを入れると、味が染み込みやすくなり、見た目も美しくなりますよ。切り込みを入れたら、水に5分ほどさらし、アクを抜いて水気をしっかりと拭き取ります。
- 田楽味噌を作る: 小鍋にAの材料をすべて入れ、弱火にかけます。混ぜながら火を通し、フツフツとしてきたら火を止めて冷ましておきます。少しとろみがつく程度でOKです。
- 茄子を揚げる: 揚げ油を170〜180℃に熱し、水気を拭き取った茄子を皮目から入れます。茄子がしんなりとして、鮮やかな紫色になったら裏返し、中まで火が通るまで揚げます。竹串がスッと通るくらいが目安です。
- 油を切る: 揚がった茄子は、すぐに油をきってキッチンペーパーに乗せ、余分な油を取り除きます。
- 盛り付け: 器に揚げた茄子を盛り付け、温めておいた田楽味噌をたっぷりとかけます。お好みでごまを振って完成です。
美味しく作るポイント
- 茄子のアク抜き: 水にさらすことでアクが抜け、色よく仕上がります。
- 揚げ加減: 茄子は油を吸いやすいので、高温でサッと揚げるのがおすすめです。
もう一品:ほくほく甘い かぼちゃの素焼き
かぼちゃはシンプルに素焼きにしました。かぼちゃ本来の甘みがぎゅっと凝縮されて、まるでデザートのような一品に。少し焦げ目がつくくらいまで焼くと、香ばしさが加わってより美味しくいただけます。
材料(2人分)
- かぼちゃ:1/8個
- 塩:少々
- 食用油:少量
作り方
- かぼちゃの下準備: かぼちゃは種とワタを取り除き、皮つきのまま5mm〜1cm厚さの食べやすい大きさに切ります。
- 焼く: フライパンに食用油を薄くひき、中火で熱します。かぼちゃを並べ入れ、焼き色がつくまで焼きます。裏返して蓋をし、弱火でじっくりと火が通るまで蒸し焼きにします。竹串がスッと通るくらいが目安です。
- 味付け: 焼き上がったかぼちゃに軽く塩を振ります。
美味しく作るポイント
- 薄切りにする: 薄切りにすると火の通りが早くなり、時短になります。
- じっくり焼く: 焦げ付かないよう弱火でじっくり焼くことで、かぼちゃの甘みが引き出されます。
締めの一杯:磯の香り豊かな 青さの味噌汁
食卓の締めくくりは、ふわりと磯の香りが漂う青さの味噌汁です。温かいお味噌汁は、心も体もホッとさせてくれますよね。青さの風味がお味噌と絶妙にマッチして、汁物なのに存在感があります。
材料(2人分)
- だし汁:400ml
- 青さのり(乾燥):大さじ1〜2
- 味噌:大さじ1と1/2〜2(お好みの量で調整)
- 長ねぎ(小口切り):適量(お好みで)
作り方
- だし汁を温める: 鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰直前まで温めます。
- 青さのりを加える: だし汁が温まったら、青さのりを加えます。
- 味噌を溶く: 火を弱め、味噌を溶き入れます。味噌は少量のだし汁で溶いてから加えると、ダマになりにくいです。
- 仕上げ: 味噌が溶けたら火を止め、お好みで長ねぎの小口切りを散らして完成です。青さのりの風味を活かすため、煮立てすぎないのがポイントです。
美味しく作るポイント
- 味噌は火を止めてから: 味噌の風味を飛ばさないよう、火を止める直前か、止めてから溶き入れましょう。
- 青さのりは煮すぎない: 青さのりは煮すぎると風味が飛んでしまうので、さっと温める程度でOKです。
主食:栄養満点!もっちり美味しい 玄米
今日の主食は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な玄米です。白米にはない香ばしさと、もっちりとした食感が和食献立にぴったり。
材料(2人分)
- 玄米:1合
- 水:200ml(玄米の約1.2倍)
作り方
- 玄米を洗う: 玄米は軽く2〜3回水を変えながら洗い、ザルにあげて水気を切ります。
- 浸水させる: 洗った玄米を炊飯器の内釜に入れ、分量の水を加えます。玄米は吸水に時間がかかるため、最低でも3時間、できれば半日〜一晩浸水させると、ふっくら美味しく炊き上がります。
- 炊飯: 炊飯器の玄米モードで炊きます。玄米モードがない場合は、白米モードで水加減を多めにし、炊飯時間を長めに設定してください。
- 蒸らす: 炊き上がったらすぐに蓋を開けず、10〜15分ほど蒸らします。
- ほぐす: 蒸らし終わったら、しゃもじで底から優しくほぐし、余分な水分を飛ばして完成です。
美味しく炊くポイント
- しっかり浸水: これが玄米を美味しく炊く最大のポイントです。
- 炊飯器の機能: 玄米モードがある炊飯器を使うと、より手軽に美味しく炊けます。
この献立で、皆さんの食卓がより豊かで美味しい時間になりますように。ぜひ、今日のレシピを参考に、心温まる和食を楽しんでみてくださいね!
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