土佐の恵み!高知の味覚を堪能する和風御膳
今日の食卓は、本場高知の味覚を存分に楽しめる、贅沢な和風献立です。主役は、薬味たっぷりでいただく「高知のかつおのたたき」。そして、じっくり煮込んで味が染み込んだ「いか大根」を副菜に、どんなおかずにも合う「ごはん」を添えました。
旬の素材を活かした、心と体が喜ぶ和食。まるで高知の料亭にいるかのような気分を、ご自宅で味わってみませんか?

メイン:薬味たっぷり!本場高知の絶品かつおのたたき
高知の郷土料理であるかつおのたたきは、表面を炙り、中は生の状態に仕上げるのが特徴。たっぷりの薬味と一緒にいただくことで、かつおの旨みが一層引き立ちます。
材料(2人分)
- かつおのたたき(刺身用ブロック):200〜250g
- 薬味
- 長ねぎ:1/4本(小口切りまたは白髪ねぎ)
- 大葉:5〜6枚(千切り)
- ミョウガ:1個(千切り)
- にんにく:1かけ(薄切りまたはおろし)
- たたきのタレ(または市販のポン酢)
- 醤油:大さじ3
- 酢:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- だし汁:大さじ2(または水)
- (お好みで)生姜(すりおろし):適量
作り方
- かつおの下準備: かつおのたたき用ブロックは、冷蔵庫から出して常温に少し戻しておきます。キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。
- たたきを炙る:
- ガスバーナーを使う場合: かつおの表面全体を、強火でサッと炙ります。皮目がパリッとし、香ばしい香りが立つまで炙ってください。
- フライパンを使う場合: フライパンを強火で熱し、油をひかずに、かつおの表面全体を各面30秒〜1分ほど焼きます。
- 冷やす: 炙り終わったら、すぐに氷水に数秒くぐらせて身を引き締め、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。
- 切る: かつおを1cm程度の厚さに切り分けます。
- 薬味の準備: 長ねぎ、大葉、ミョウガはそれぞれ千切りまたは小口切りにします。にんにくは薄切りにするか、すりおろします。
- タレを作る: たたきのタレの材料を全て混ぜ合わせます。
- 盛り付け: 器にかつおのたたきを並べ、その上にたっぷりの薬味(長ねぎ、大葉、ミョウガ、にんにく)を乗せます。食べる直前にたたきのタレを回しかけて完成です。お好みで生姜のすりおろしを添えても美味しいです。
美味しく作るポイント
- 炙りすぎない: 中は生の状態を保つのがポイントです。表面が香ばしくなればOK。
- すぐに冷やす: 炙った後すぐに冷水で冷やすことで、身が締まり、旨みを閉じ込めます。
- 薬味をたっぷり: 薬味とかつおの相性は抜群!お好みの薬味をたっぷり乗せて楽しみましょう。
副菜:じっくり煮込んで味が染み込む!いか大根
いかの旨みと大根の優しい甘みが溶け合った、ほっこりする煮物。じっくり煮込むことで、大根にいかの旨みが染み込み、格別の美味しさになります。
材料(2人分)
- 大根:300g
- いか(胴体のみ):1杯分(または冷凍いかリング150g程度)
- 生姜:1かけ(薄切り)
- A だし汁:300ml
- A 醤油:大さじ2
- A みりん:大さじ2
- A 酒:大さじ2
- A 砂糖:大さじ1
作り方
- 大根の下準備: 大根は皮をむき、2〜3cm厚さのいちょう切り、または半月切りにします。鍋に入れ、ひたひたの米のとぎ汁(または水に米粒少々)を加えて、竹串がスッと通るくらいまで下茹でします。茹で上がったら水で洗い、ザルにあげて水気を切ります。
- いかの下準備: いかは胴体と内臓を外し、軟骨を取り除きます。皮をむき、輪切りにします。冷凍いかリングの場合は解凍して水気を拭き取ります。
- 煮込む: 鍋に下茹でした大根、いか、生姜の薄切り、Aの調味料を全て入れ、中火にかけます。
- 落とし蓋をして煮る: 煮立ったらアクを取り除き、落とし蓋をして弱火で20〜30分ほど煮込みます。大根に透明感が出て、味が染み込んだら完成です。
- 盛り付け: 器に盛り付けて完成です。煮汁ごといただくのがおすすめです。
美味しく作るポイント
- 大根の下茹で: 米のとぎ汁で下茹ですることで、大根の苦みが取れて柔らかく、味が染み込みやすくなります。
- いかは煮すぎない: いかは煮すぎると硬くなるので、大根が柔らかくなってから加えても良いでしょう。
- 冷ますと味が染みる: 一度冷ますと、さらに味が染み込んで美味しくなります。
主食:どんなおかずにも合う! つやつやごはん
今日の献立にぴったりの、ふっくらつやつやの美味しいごはん。炊きたてのご飯は、それだけでごちそうです。
材料(2人分)
- 米:1合
- 水:適量
作り方
- 米を研ぐ: 米はボウルに入れ、たっぷりの水でやさしく手早く研ぎます。水を2〜3回替え、水が濁らなくなるまで研いだら、ザルにあげて水気を切ります。
- 浸水させる: 炊飯器の内釜に米を入れ、規定の目盛りまで水を加えます。米を30分〜1時間浸水させます(夏場は短め、冬場は長め)。
- 炊飯: 炊飯器のスイッチを入れ、炊き上がったらそのまま10分ほど蒸らします。
- ほぐす: 蒸らし終わったら、しゃもじで底から優しくほぐし、余分な水分を飛ばして完成です。
美味しく炊くポイント
- 研ぎすぎない: 米が割れてしまうので、優しく研ぎましょう。
- 浸水はしっかりと: 浸水させることで、米の芯まで水分が届き、ふっくらと炊き上がります。
この献立で、皆さんの食卓がより豊かで美味しい時間になりますように。ぜひ、今日のレシピを参考に、ご自宅で高知の味覚を堪能してみてくださいね!
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