ホッと安らぐ和の食卓！定番和食で心と体を満たす御膳

2023年3月6日

今日の食卓は、どこか懐かしく、心と体に優しい和食の献立です。ふっくらと煮付けたカレイの煮付けをメインに、素朴な味わいが魅力のほうれん草の白和え、そして出汁の香る温かい豆腐の味噌汁を組み合わせました。

どれも日本の食卓に欠かせない定番料理ですが、素材の味を大切に、丁寧に作ると格別の美味しさです。忙しい日の夕食にも、ゆっくりと過ごしたい週末にもぴったりな、ホッと安らぐ和の御膳をぜひお楽しみください。

カレイの煮付けは、和食の基本でありながら奥深い一品。甘辛い煮汁がカレイの身にじゅわ～っと染み込み、ご飯が何杯でもいけちゃいます！煮崩れさせずに美しく仕上げるコツもご紹介しますね。

カレイの下準備:
- カレイは皮目に数カ所、火が通りやすいように浅く切り込みを入れます。
- 熱湯をサッとかけて（霜降り）、すぐに冷水にとり、残った鱗や汚れを指で優しく取り除きます。キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ってください。これで臭みが取れて味が染み込みやすくなります。
煮汁を作る: 鍋（カレイが重ならず入る広さのものがおすすめです）にAの調味料と生姜の薄切りを入れ、中火にかけます。煮立ったら一度火を弱めます。
カレイを煮る: 煮立っている煮汁に、下準備したカレイを重ならないようにそっと並べ入れます。
落とし蓋をして煮る: クッキングシートなどで落とし蓋をし、さらに鍋の蓋もして、中火～弱火で10〜15分ほど煮ます。カレイの厚さによって調整してください。煮汁を時々、スプーンでカレイにかけ回すと、ムラなく味が染み込みます。
仕上げ: カレイに火が通り、煮汁が少し煮詰まってトロリとしたら完成です。器に盛り付け、お好みで木の芽やゆでた絹さやを添えてください。

優しい豆腐の風味と、ほうれん草のほのかな苦みが絶妙なバランスの白和え。彩りも美しく、栄養も満点です。箸休めにもぴったりで、和食献立には欠かせない一品ですね。

豆腐の水切り: 木綿豆腐はキッチンペーパーに包み、重しを乗せるか、電子レンジ（600Wで2分程度）で加熱してしっかりと水切りをしておきます。
ほうれん草の下準備: ほうれん草はよく洗い、根元の土を落とします。沸騰したお湯に塩少々（分量外）を入れ、根元から先に、次に葉を入れ、約1分ほど茹でます。冷水にとって冷まし、水気をぎゅっと絞ってから、3〜4cm長さに切ります。
人参の下準備（お好みで）: 人参は細切りにし、ほうれん草と同様にサッと茹でて水気を切っておきます。
和え衣を作る: 水切りした豆腐をボウルに入れ、泡立て器やフォークでなめらかになるまで潰します。そこにAの調味料を全て加え、よく混ぜ合わせます。
和える: 潰した豆腐の和え衣に、ほうれん草と人参を加えて優しく和えます。全体が混ざったら味見をして、足りなければ塩で調整してください。
盛り付け: 器に盛り付けて完成です。

毎日の食卓に欠かせない味噌汁は、シンプルな豆腐の味噌汁を。出汁の香りが食欲をそそり、温かい一杯が心に染みわたります。具材はシンプルに、出汁の風味を存分に味わいましょう。

だし汁を温める: 鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰直前まで温めます。
豆腐を切る: 豆腐は1cm角程度のサイコロ状に切ります。
具材を加える: だし汁が温まったら、切った豆腐を入れ、再度沸騰直前まで温めます。
味噌を溶く: 火を弱め、味噌を溶き入れます。味噌は少量のだし汁で溶いてから加えると、ダマになりにくく、風味も飛びにくいです。
仕上げ: 味噌が溶けたら火を止め、お好みで長ねぎの小口切りや、水で戻したわかめを加えて完成です。味噌の風味を活かすため、煮立てすぎないのがポイントです。